Bring Out(東京都中央区)は、AI技術を活用し、社内外の対話データを収集・解析するサービスを提供している。同社は、商談の成功に必要な情報を業種や商談の性質に合わせて特定し、CRMへの格納をワンストップで行うことが特徴だ。新機能「Friendly Assist」の導入により、商談担当者の手間を減らし、効率化を図っている。

同社が開発した「Friendly Assist」機能は、商談の種類に応じたフォーマットを自動で選択する。これにより、商談ごとに発生するフォーマット選択の手間やミスを軽減し、情報の正確な解析が可能になる。現在はZOOMに対応しており、商談のサマリーをAIが生成する。

Bring Outは、商談の種類に応じて異なる「ヒアリング必須項目」を分析し、最適なフォーマットを提供する。例えば人材業界では、求職者の職種に応じたフォーマットを用意し、商談の解析を行う。公共機関や教育機関では、商談のフェーズごとにフォーマットを適用し、効率的な商談進行を支援する。

また、要件定義が顧客ごとに異なる商談では、業界や企業規模に応じたフォーマットを用意。複数のステークホルダーが関わる商談では、対話相手ごとに最適なフォーマットが適用される。これにより、商談の質の向上と効率化が期待される。【企業例】IT業界(Sier)、建設業、人材(転職エージェント)、複数商材を扱うメーカーなどが挙げられる。

出典:プレスリリース