CLINKS(東京都中央区)は、AIに関する基礎知識と生成AIの活用スキルを評価する「生成AIパスポート試験」に対応するため、研修部署が対策講座の作成に取り組んだ。1月上旬から始めたこの取り組みは、動画や演習問題を通じて、社員が基礎から学べる環境を整えた。

同社は2021年にDX/AI専門事業部を立ち上げ、デジタルデータエンジニアリングサービスやAIエンジニアリングサービスを提供し、顧客の課題解決を支援している。また、デジタルリテラシー協議会の「Di-Lite」に基づくデジタル人材育成にも積極的に取り組んでおり、AIドリブン企業を目指している。

研修部署責任者の中口剛は、2月中旬の試験に向けて、社員が合格できるようサポートするために学習コンテンツのアップデートを行っていると述べた。110名が受験し、83名が合格するという成果を上げた。CLINKSは、エンジニアだけでなく事務職を含む全社員が生成AIパスポートを取得することを目標にしている。

CLINKSは、ITアウトソーシング事業、システム開発事業、教育訓練事業を主な事業内容としており、2002年12月に設立された。今後もAI先進企業としての地位を確立するため、ITの各分野における生成AIの導入を推進していく方針だ。

出典:プレスリリース