クラウドワークス(東京都渋谷区)は、自社運営の「CrowdWorks.jp」で「AI違反検知システム」を導入した。このシステムにより、新規登録された仕事の公開時間が大幅に短縮された。ユーザーは仕事を登録後、最短1秒で公開されるようになり、平均でも1時間未満となった。

毎日2000件から3000件の新規仕事が登録されるCrowdWorks.jpでは、これまで利用規約違反を事務局が目視でチェックしていた。その結果、仕事公開まで平均6時間を要していたが、多くのユーザーからは公開時間の短縮を望む声が上がっていた。

新たに開発された「AI違反検知システム」は、AIが利用規約違反がないかを確認し、問題なければ自動で仕事を公開する。このシステムのおかげで、70%の仕事が自動公開され、仕事公開までの時間が大幅に短縮された。また、自動公開されない仕事の目視確認も効率化され、時間短縮に貢献している。

自動公開されなかった案件については、事務局がより詳細にチェックを行い、違反判断の精度を高めている。クラウドワークスは、ユーザーが迅速に仕事を依頼できるよう努めつつ、安全なサービス提供を目指している。

出典:プレスリリース