D-ID(テルアビブ)は、自社のデジタルプラットフォームに統合可能な「D-ID Agents」の提供を開始した。このAIアバターは、人間のような対話を実現し、顧客体験とマーケティングを向上させる。日本語にも対応し、アップロードされた資料やウェブコンテンツを基にリアルタイムで応答する。

同社は、デジタルコミュニケーションの多くがアバターによって行われる未来を見据えてD-ID Agentsを開発。自然なユーザーインターフェイスを通じて、ユーザーとのスムーズな会話を実現し、理解と信頼を築く。

D-ID AgentsはRAGテクノロジーを利用し、ユーザーの環境を理解し、質問に対して2秒以内に90%以上の精度で応答可能。この技術は、会話型AIの進化に寄与している。CEOのGil Perryは「D-ID Agentsの普及は、人間とテクノロジーのコミュニケーションギャップを埋める大きな一歩」と述べる。

D-IDは、企業向けのカスタマイズオプションや、Creative Reality™ Studioを通じた無料のアバター作成機能を提供。CTOのEliran Kutaは「D-ID Agentsへの関心は、企業がオンライン顧客サービスを向上させる準備ができていることを示している」とコメント。詳細は、公式ウェブサイトや紹介ビデオで確認できる。

出典:プレスリリース