大和ハウス工業とNTTコミュニケーションズは、AI物流施設管理の新たな地平を切り開くため、2023年8月1日から無人点検ソリューションの共同開発に着手します。この取り組みでは、ドローンによる設備点検と異常検知AI技術が中心となり、マルチテナント型物流施設(DPL)の管理業務を大幅に効率化します。

採用されるスマート物流ソリューションには、最先端のドローン「Skydio 2+™」が使用され、撮影した画像データはAIによって解析されます。この解析を通じて、設備の損傷や不審物の有無をリアルタイムで検出し、リアルタイム異常通知機能により、即座に関係者への報告が可能となります。

この革新的なアプローチにより、点検作業の所要時間を約30%削減し、物流施設の設備保守自動化と迅速な対応を実現します。2025年度からは、全国のDPLにこのソリューションを段階的に導入する計画です。

ソース:NTT Communications Corporation