Data Theorem, Inc.は、APIとソフトウェアサプライ チェーンの保護を強化することを目的として、API Secureソリューションに新しい機能を導入した。同社は、Apidays ParisでAPI攻撃パス視覚化機能のデビューを発表し、そこでテクノロジーを紹介した。この追加機能は、全てのアプリケーション層をカバーし、コンテナやデータベースなどの重要なクラウドコンポーネントにまで及ぶ、潜在的な攻撃チェーンの詳細なビューを組織に提供するように設計されているとのこと。

同社の最新の製品は、特に生成型AIの出現により複雑化するサイバー脅威への対応として提供されている。Data TheoremのAPI Secureには、完全な攻撃経路を計画する視覚化ツールが装備されており、モバイル、ウェブ、クラウドネイティブアプリケーションに影響を与える可能性のある脆弱性についての洞察が提供される。この機能強化は、組織がセキュリティー リスクをより効果的に特定して対処できるように支援することを目的としているという。

Gartner® は、企業のかなりの割合が依然として従来のセキュリティーツールに依存していることを指摘し、組織がアプリケーション ランタイム保護戦略を革新する必要性を強調している。Data TheoremのAPI Secureは、より包括的なセキュリティーソリューションを提供することで、このギャップに対処することを目指している。新しい視覚化機能は、攻撃チェーンのフルスタック ビュー、クラウド資産への拡張された可視性、直感的な視覚表現、リアルタイム監視、既存のセキュリティーワークフローとの統合など、さまざまな機能を提供するという。

Data Theoremは、強化されたAPI Secureソリューションのリリースにより、APIセキュリティー市場における地位を堅固にし続けている。同社のAppSecポートフォリオには、アプリケーションのセキュリティーテストと、さまざまなウェブフレームワークおよびクラウドリソースの保護が含まれており、Analyzer Engineが搭載されている。このエンジンは動的分析とランタイム分析を実行し、CI/CDプロセスに完全に統合され、継続的かつ自動化されたセキュリティー評価を可能にする。Data Theoremの full-stack application security analyzer は、クライアント、ネットワーク、インフラストラクチャー層全体に攻撃対象領域を接続し、データ侵害に対する包括的な防御を提供するとのことだ。

出典:プレスリリース