オースティンを拠点とするデータカタログ会社Data.worldは、ラージ言語モデル(LLM)とのチャットインターフェイスを通じて組織データの使用を強化することを目的とした新しいプラットフォームであるAI Context Engine™ を発表した。この革新的なソリューションは、チームに企業のナレッジベースへの迅速かつ信頼性の高いアクセスを提供する最初のソリューションであり、データ利用を最大化するdata.worldの取り組みを大きく前進させる。

AI Context Engine™ は、企業データとの信頼できるやり取りを促進するように設計されており、AIを活用したアプリケーションがチームの問い合わせに対してより正確に応答できるようになる。これは、ナレッジグラフを利用してAIの応答を通知することで実現され、提供される情報が関連性があり、承認されたデータソースに基づいていることを保証する。data.worldの共同創設者兼CTOであるBryon Jacob氏は、組織内でデータ主導の意思決定の文化を促進する上でのこのテクノロジーの重要性を強調した。

AIプロジェクトでクライアントと協力することで、data.worldは新しいAIを活用したツールや製品の作成を可能にした。例えば、大手広告会社であるWPPは、クライアントの課題に対処するためにAIを使用するナレッジプラットフォームを開発し、Power Digitalはマーケティングデータ クエリー用のAIインターフェイスを構築した。これらのパートナーシップは、さまざまな業界アプリケーションにおけるAI Context Engine™ の多用途性と影響力を実証している。

data.worldのプラットフォームと統合されたAI Context Engine™ は、自然言語の質問を処理できるAIアプリケーションを開発するためのAPI/ SDKサービスを提供する。この統合により、ガバナンスとデータ運用が変革され、データチームの生産性とイノベーションが強化される。同社は、自然言語発見や自動化されたデータ管理の洞察のための他のプラットフォーム ツールとの統合を含め、AI Context Engine™ のさらなる開発に取り組んでいる。このサービスは現在、data.worldの顧客向けにプライベートプレビューで提供されている。

出典:プレスリリース