プレスリリースによると、DataRobotはSnowflake Summit 2023でSnowflake Data Cloudとの新たな統合を発表した。このパートナーシップにより、両社の顧客はSnowflake上でAIモデルを構築、デプロイ、拡張できるようになり、組織がAIライフサイクルを最適化できるので、投資を最大限に活用できるとしている。

この統合により、いくつかの新機能が提供される。

  • Snowflakeのスケールとガバナンス機能を活用しながら、機械学習データを効率的に準備できる。
  • Snowparkを使用したDataRobotノートブック:フルマネージドおよびホストされたDataRobotノートブックを使用すると、ユーザーは好みの言語でコーディングし、Snowparkを使用してデータを処理できる。
  • Snowparkを使用したSnowflakeデプロイ:ワンクリックでDataRobotモデルをSnowflakeに直接デプロイし、機密データに対して安全な予測を生成する。
  • Snowflakeモニタリング:Snowflakeにデプロイされたモデルのドリフト、精度、カスタムメトリクスを監視し、再トレーニング後にモデルを簡単に置き換える。
  • Snowflakeの実体化: Snowflakeでトレーニングデータセットを実体化し、データの移行と重複を排除することでAIライフサイクルを簡素化する。
  • Snowflakeとシームレスに統合するコードファーストのアプローチを使用して、モデルを迅速に開発およびデプロイする。

DataRobotとSnowflakeのコラボレーションは、両社によれば専門家から肯定的な反応を受けており、そのシームレスなエクスペリエンスと価値を提供する能力が注目されているという。これらの新しい統合により、DataRobotは組織がAIライフサイクルを加速し、Snowflakeプラットフォームに存在するデータの力を活用できるようにする。