デイトラ(東京都豊島区)は、AIを活用したデザイン添削サービス「バナ添」を2024年5月9日に開始した。このサービスは、デイトラのデザインコース受講生が作成したバナーデザインにAIがフィードバックを提供するものである。

「バナ添」は、デイトラが提供するWebデザイン関連コースの受講生向けに設計されている。受講生は自らのバナー作品をアップロードし、専門的なアドバイスを無料で受けられる。このサービスは、Anthropic社の大規模言語モデル「Claude3」を使用している。

デイトラによると、バナ添はデザインの各要素について総合的な評価を行い、改善点を指摘する。受講生はDiscord上の専用チャンネルに作品をアップロードすることで、AIからのフィードバックを受け取ることができる。

デイトラはこれまでプロのメンターによる添削を提供してきたが、受講生満足度調査によると、メンターからのフィードバックが学習の効率に大きく寄与していることが明らかになった。バナ添の導入により、受講生はコストを気にせずにバナーデザインのフィードバックを受け、Webデザインスキルの向上を図れるようになる。

出典:プレスリリース