ドーナッツロボティクス(東京都港区)とエレコム(大阪市中央区)は、会議システム「donut AI (議事録ver.)」の提携販売を3月12日から開始する。このシステムは、ドーナッツロボティクスが開発した生成AIを活用し、会議の効率化を図るものだ。エレコムは、この製品の拡販を通じて、人とAIの交流を促進する。

「donut AI (議事録ver.)」は、会議中の発言をリアルタイムで文字起こしし、話者を識別する機能を持つ。また、自動言語選択や100か国語以上の翻訳機能を備え、多言語環境下でのコミュニケーションを支援する。ドーナッツロボティクスは、AI技術の進化に伴い、汎用AIの実現を目指している。

この会議システムは、議事録係や通訳者の負担を軽減し、参加者の理解を深めることができる。また、会議内容を瞬時に要約し、不参加メンバーへの共有も容易になる。エレコムは、このツールに合うテレビ会議システムやスピーカー、ヘッドセットなどの関連製品の使用も推奨している。

両社は、この提携を通じて、ビジネスシーンにおけるAIの活用をさらに推進する。今後、国内外での販売が予定されており、エレコムが初の販売代理店となる。詳細はドーナッツロボティクスの公式サイトで確認できる。

出典:プレスリリース