生成AIモデルをEgnyteプラットフォームに直接統合すると、ユーザーはコンテンツを物理的に再配置することなく、ドキュメントやメディアファイルの分析に最新の人工知能に簡単にアクセスして活用できるようになる。

EgnyteのCEO、Vineet Jain氏は、10年以上にわたり大規模な言語モデルを使用してきた同社の長年の経験を強調した。これらのモデルは当初ITセキュリティー、プライバシー、コンプライアンスに焦点を当てていたが、最近のAIの進歩により、プラットフォーム上の全てのユーザーのコンテンツインテリジェンスを解放する前例のない機会が開かれた。

ユーザーフレンドリーなインターフェイスにより、日常のビジネスユーザーがEgnyteのAIと対話できるようになり、複雑な文書の簡潔な要約の生成、音声ファイルやビデオファイルのテキストベースのトランスクリプトへの変換、さらには広範な画像ライブラリー内の特定のオブジェクトの識別などのタスクが容易になる。

Egnyteの最高戦略責任者であるDavid Spitz氏は、データのアクセスと利用に対する生成AIの重大な影響を強調した。このテクノロジーは、これまで文書やメディアファイル内に埋もれていた貴重なデータと洞察を発掘し、ナレッジ ワーカーを日常的なタスクから解放し、ワークフローを合理化する。

重要なのは、Egnyteのコンテンツガバナンス フレームワークとAIモデルのプライベートインスタンスにより、AIによって生成された全ての応答が各企業のセキュリティーおよびコンプライアンスポリシーに確実に適合し、機密情報が保護されることだ。

これらの新しく導入されたAI機能は、Egnyteの既存の組み込みアプリケーションを補完する。これらのアプリケーションは既に顧客によって、機密データの分類、プライバシー規制のコンプライアンス、潜在的なデータ侵害や内部関係者の脅威を軽減するための異常検出に利用されている。