EmbodyMe(東京)は、自社開発のリアルタイム動画生成AIを活用し、iOS/Androidアプリ「xpression avatar」をリリースした。このアプリは、ユーザーのアバターを基に、表情や動きに合わせて映像を生成するとのこと。

EmbodyMeは2016年の設立以来、映像生成AI技術の研究に注力してきた。同社の技術は、競合他社に比べて50倍以上の速度で動作し、スマートフォンやPCでリアルタイムに機能する。これまでに「xpression camera」や「xpression chat」などのアプリを提供しているという。

「xpression avatar」では、ユーザーが写真をアップロードすると、AIがアバターを生成する。アバターはリアルタイムで動き、セリフを話したり、笑ったり、歌ったりできる。動画はSNSで共有可能で、ビデオコミュニケーションにも利用できる。プロンプト入力で細かなカスタマイズも実現しているという。

さらに、EmbodyMeは法人向けに、映像生成AIとアバター生成を組み合わせたソリューションを提供する。映像制作、広告、アプリ、ライブ配信、ゲーム、VTuberなど多岐にわたるビジネスでの利用が見込まれる。また、「xpression chat」と組み合わせれば、カスタマーサポートやデジタルサイネージ、教育分野への応用も可能だという。

出典:プレスリリース