Epiqは、Amazon Web Services (AWS)との提携を発表し、AIと分析機能でEpiq Service Cloudを強化した。この提携は、データ処理、レビュー、機密データの識別などのサービスの向上を目指している。Epiqの受賞歴のあるプラットフォームであるEpiq Discoveryは、この取り組みの重要なコンポーネントであり、AWS上に構築された堅牢なeDiscoveryおよび調査ソリューションを提供して、クライアントに最高のパフォーマンスとセキュリティーを保証する。

同社は、Amazon Translate、Amazon Transcribe、Amazon Comprehendなど、いくつかのAWSサービスをEpiq Discoveryに統合した。これらのサービスは、それぞれテキスト翻訳、音声認識、自然言語処理のための高度な機械学習テクノロジーを提供する。Epiqのグローバル戦略アライアンス担当シニアバイスプレジデントであるDoug Mazlish氏は、世界中の顧客に高品質の法的ソリューションを提供するためのAWSとの長年にわたる開発努力を強調した。

Epiq Discoveryは、G2 eDiscovery Gridのリーダーとして認められ、Software Reviews Emotional Footprint Awardを受賞した。このプラットフォームは、他の市場リーダーよりも2 ~ 3倍の速度でクライアントデータを処理し、1日当たり最大4 TBを処理する。スケーラブルなアーキテクチャーにより、サードパーティーシステムとのシームレスな統合と効率的なデータ管理が可能になる。

今後、Epiqは、レビューのためのドキュメントの優先順位付けやドキュメントを照会するためのAIチャットボットなど、AWSサービスを利用した新しい機能をEpiq Discoveryに導入する予定だ。AWSのCarol Potts氏は、このパートナーシップに興奮を示し、AWSのインフラストラクチャーとAIサービスによって業界の変革を推進するEpiqの役割を強調した。Epiq DiscoveryソリューションはAWS Marketplaceで入手可能で、AWSのエンタープライズ顧客はプラットフォームを直接ライセンスするオプションを利用できる。

出典:プレスリリース