えそら合同会社(東京都渋谷区)は、新規事業のアイデア創出を支援するツール群の第2弾として、OpenAI社のGPT Storeで「対話型AIペルソナ」の提供を開始した。このツールは、UXデザイン業界の変化に対応し、デザインプロセスをアップデートすることを目的としている。

「対話型AIペルソナ」は、新規事業開発における顧客理解を深めるために開発された。従来の静的なペルソナと異なり、AIが定性情報をリアルタイムでモデル化し、顧客像を常に最新の状態に保つことが可能だ。

このAIペルソナは、実際の人のように振る舞い、ターゲットの行動や好み、ニーズを模倣することができる。コンテキストを変更するだけで新しいペルソナに即座に書き換えられ、生成AIの「何でも答えてしまう問題」に対応するための「確からしさ」という評価基準も設けられている。

利用者は、下記URLからアクセスし、ChatGPT Plusに登録後、「設定を開始しましょう」を押してペルソナの設定を行うことができる。サービスは無料で提供され、リリース日は2024年5月8日となっている。なお、回答はChatGPTによって自動生成されるため、えそら合同会社は出力された回答に責任を負わない。

出典:プレスリリース