eWeLL(大阪市中央区)は、訪問看護師の業務を効率化する「AI訪問看護計画」の利用数がサービス開始から24日で10,000件を超えたと発表。このシステムは、生成AIを用いて訪問看護計画書を自動生成し、看護師の作業時間短縮と質の均一化を目指す。

同社によると、看護師不足が社会的な課題となる中、このサービスは訪問看護の効率化に寄与。従来15分かかっていた計画書作成が3分で可能になり、看護師の経験に依存せず、一定の品質を保つ計画書が作成できるという。

また、eWeLLは「AI訪問看護計画」を利用することで、看護師が作成した計画書の内容を次回作成時に反映させることができ、利用者の個別性に合わせた精度の高い計画書が得られるとしている。国家資格を持つ看護師が最終確認を行うため、信頼性も担保される。

今後、eWeLLは生成AIと慢性期医療ビッグデータを活用し、在宅医療の課題解決に向けた新サービスを展開予定。在宅医療のプラットフォーマーとして、市場のニーズに応えるサービスを提供し、在宅医療の発展に貢献する方針だ。

出典:プレスリリース