OpenAI社の最新自然言語生成モデル「GPT-4」を用いた「yaritori AI(β)」は、メール作成や翻訳、クレーム対応を自動化する機能を提供する。2023年5月の初版リリース後、機能改善と実証実験を重ね、2024年2月には国内初の「いいね」ボタンで返信を生成する機能を追加し、β版へとアップデートした。

「yaritori AI(β)」は、ユーザーが指示する内容に基づいてメールを自動生成するほか、「丁寧にする」「翻訳する」ボタンでビジネスメールの変換や日本語から英語への翻訳も簡単に行える。クレームメールの自動判別機能も搭載し、迅速な対応が可能となっている。これらの機能は特設ページやYouTubeのイメージ動画で紹介されている。

顧客対応プラットフォーム「yaritori」は、メール対応の一元管理やSlack・Chatworkとの連携を通じてコミュニケーションの効率化を図る。Salesforceとの連携も可能で、顧客管理機能も兼ね備えている。180社以上の企業が利用しており、問い合わせ対応や受発注管理など多岐にわたる用途で活用されている。

今後も「yaritori AI(β)」は、顧客のニーズに応えるためにAI機能の拡充を進める予定だ。詳細情報やサービス資料は、公式サイトからダウンロード可能である。

出典:プレスリリース