三菱HCキャピタル(東京)は、日立のGenerative AIセンターと協力し、従業員約2,200名に生成AIの利用を開始した。営業事務などの業務効率化を目指す本プロジェクトは、生産性の向上と成長の加速を図るものだ。日立からは生成AIの専門知識やユースケースが提供され、Azure OpenAI Serviceを用いた安全な利用環境の構築に取り組んだ。

三菱HCキャピタルは、生成AIの段階的な導入を通じて、業務ナレッジの強化を進める。営業事務や審査業務、ヘルプデスク業務の自動化・効率化を目指し、社外サービスとの連携を促進することで、新たな価値創出を目指す。

日立(東京)は、2023年5月にGenerative AIセンターを設立。日立グループ内での生成AI利用を推進し、生産性向上に寄与するノウハウの蓄積に努めている。また、生成AIのビジネス活用を検討する顧客へのトータルサポートも行っている。

三菱HCキャピタルは、日立との連携により、生成AIを社内で効果的に活用するための取り組みを進めてきた。今後は、社内外のデータを組み合わせた知識データベースの構築や、API連携による業務間連携の強化を目指す。

出典:プレスリリース