Intelligent CX PlatformのプロバイダーであるFive9は、組織がコンタクトセンター向けに汎用の生成AIモデルをカスタマイズできるように設計された新しいソリューションであるGenAI Studioを発表した。このイノベーションにより、数回クリックするだけでOpenAIなどのAIモデルをカスタマイズできるようになり、よりパーソナライズされたAI主導の顧客と従業員のやり取りのニー​​ズに対応できる。

新しいGenAI Studioは、Agent Assist AI Summariesをはじめ、生成AIモデルを利用する全てのFive9アプリケーションに分かりやすいインターフェイスを提供する。このツールは、ユーザーが独自のコンテキストデータを使用してAIプロンプトを作成、展開、テストできるように作られており、AIの出力が企業の特定の目的や価値と密接に一致していることが保証される。さらに、GenAI Studioは責任あるAI使用のためのメカニズムを提供し、組織がAIによってアクセスおよび共有されるデータを規制できるようにする。

オーパス・リサーチの主席アナリスト兼創設者であるダン・ミラー氏は、コンタクトセンター部門におけるAI需要を満たすFive9のアプローチを賞賛した。同氏は、Five9が市場ですぐに使えるAIソリューションを早期に採用したことと、包括的なリソースセットを活用して個々のビジネス ニーズに合わせた仮想アシスタントを開発および改良するGenAI Studioが提供する使いやすさに言及した。

GenAI Studioは、生成AIモデルとプロンプトのローコードおよびノーコード管理をサポートするユーザーフレンドリーなプラットフォームを提供することにより、コンタクトセンターのエクスペリエンスを強化するように設定されている。これは、企業にとって比類のないカスタマイズ、優れた制御、柔軟性、そして責任あるAI実践への取り組みを約束する。このプラットフォームには、さまざまなAIモデルの統合を可能にするエンジンに依存しないレイヤーと、企業によるAIプロンプトの開発を支援するプロンプトライブラリーも搭載されている。Five9は、GenAI Studioを2024年後半に利用可能にする予定であり、Enterprise Connectブース1318でテクノロジーを展示する。

出典:プレスリリース