Fortinet® は、セキュリティー運用チームの能力を強化するために設計されたAIアシスタントである「Fortinet Advisor」の導入により、サイバーセキュリティー製品を拡張した。この新しいツールはFortiSIEMとFortiSOARに統合されており、脅威の調査と修復を加速することを目的としている。Fortinet Advisorは、SecOpsチームにインシデント分析、修復ガイダンス、プレーブックテンプレートを提供する。これらは全て自然言語で提供されるため、検出と応答時間が短縮され、最終的にはリスク管理が向上するという。

同社の最新の製品であるFortinet Advisorは、SecOpsチームにいくつかの利点を提供する。セキュリティーインシデントを迅速に解釈し、コンテキストと潜在的な影響を含む概要を提供する。このアシスタントは、複雑な調査クエリーの作成と修復計画の作成も支援し、脅威への対応プロセスを合理化する。さらに、セキュリティー アーキテクトがプレーブックテンプレートを開発し、複雑なプロセスを実行可能な戦略に変換するのにも役立つという。

フォーティネットのAI主導型サイバーセキュリティーへの取り組みは10年以上にわたり、ポートフォリオにはFortiGuard AI-Powered Security ServicesやFortiAIOpsなどが含まれる。これらのAIを活用したツールは、ゼロデイ脅威の検出と高度な攻撃への対処に役立ち、70万以上の顧客を支援してきた。同社のAI機能強化は専門家によって継続的に改良され、最新の脅威インテリジェンスが確実に組み込まれているという。

Fortinetセキュリティーオペレーション スイートは、より広範なFortinetセキュリティーファブリック プラットフォームの一部であり、組織が事後対応的なセキュリティー対策からプロアクティブなセキュリティー対策への移行を可能にする。AIと高度な分析を活用することで、プラットフォームは脅威を早期に特定し、セキュリティーファブリック全体での対応を自動化し、サイバーセキュリティー インシデントへの対処に必要な時間を短縮する。フォーティネットの統合アプローチは、サイバー脅威に対する堅牢な防御を提供し、クライアントの全体的なセキュリティーを強化することを目的としているとのことだ。

出典:プレスリリース