フロンティアワークス(東京都豊島区)は、Studio51(東京都新宿区)及びrinna(東京都渋谷区)と共同で開発したAI技術を搭載した「さとうささら風ナビキャラ」を発表した。12月21日からFW公式サイトで無料公開するとのこと。

「さとうささら風ナビキャラ」は、ユーザーがメッセージを送ることでFWの商品やイベント情報を案内し、リアルタイムで会話を楽しめるという。FWはこの技術を活用し、データ収集や運用方法の検証、IPキャラクターへの実装可能性を探るという。

このナビキャラは、OpenAIのChat-GPT4 turboとChatGPT-3.5 Turbo、rinnaの「Recommendation API」を組み合わせているという。これにより、連続した会話やFWの最新情報を蓄積し、会話に組み込むことが可能になる。FWはAIキャラクター創出をテーマに技術研究を進めるとのこと。

「さとうささら」はCeVIOプロジェクトの一環で、UGCを支援し新たなエンターテインメントを創出するAI音声キャラクターである。CeVIO AIは人間の声質や癖を再現する音声創作ソフトウェアであり、クリエイターと技術者の融合によって生まれたとのことだ。

出典:プレスリリース