GIRON(東京都渋谷区)が運営するグループディスカッションアプリ「リップルトーク」は、2023年11月15日から生成AI(ChatGPT)を搭載した新しいセルフリサーチサービス「スポンサートピック」を提供する。このサービスは、1トピック当たり3万円で利用可能で、企業・自治体は特定のトピックについて話し合うグループを作成し、企業・自治体が募集した参加者のみがそのグループに参加できる。参加者は、設定されたトピックに基づいてアプリ内で会話を行い、その会話内容は生成AI(ChatGPT)によって自動的にレポート化されるという。

「スポンサートピック」は、企業や自治体の市場調査のアプローチを一新する。従来のアンケートやユーザーインタビューとは異なり、参加者同士の自然な会話をデータソースとして使用する。これにより、一問一答では掘り下げられない深い洞察と、個々の意見が持つ本質的な価値を捉えることが可能となるという。

「スポンサートピック」は企業や自治体がトピックを投稿するだけで、残りのプロセスは生成AIが担う。生成AIは会話から重要なコメントを自動で要約し、分析を行い、リサーチ担当者向けに簡潔で理解しやすいレポートを提供する。このプロセスは、時間とコストの大幅な節約につながり、セルフリサーチの新時代を切り開くとのこと。

「スポンサートピック」は、非常に低価格で企業や自治体の内部リサーチ能力を高め、効率的な市場調査を実現する。従来のグループインタビューなどは1回の実施で数十万円掛かったが、今回のスポンサートピックでは1トピック30,000円(3グループ×8名)で実施できる。また、参加者には報酬としサービス利用料金の40%分のポイントが付与される。全会話データもCSVで提供するので、1次データを活用した調査・分析を低価格で実施できるとのことだ。

出典:プレスリリース