博報堂ＤＹメディアパートナーズ（東京都港区）はルームクリップ（東京都渋谷区）と共同で、画像中の物体を柔軟に検出する技術を開発した。Meta社のSegment Anything ModelとLLMを用い、自然言語でのチューニングを可能にし、高精度な物体検出を実現した。
この技術は、限られた計算リソースでも高速に動作し、段階的な物体検出が可能。例えば「キッチン用品」から「コーヒーメーカー」を抽出するなど、用途に応じた抽出フローの設計が可能だ。
ルームクリップは2024年4月から、この技術を活用した新機能をサービスに導入。ユーザーが投稿した写真からアイテムを特定し、ECサイトへのリンクを表示することで、利便性を向上させる。
博報堂ＤＹメディアパートナーズは今後も、広告の効果を高めるサービスを展開。この技術はTV広告やデジタル広告にも応用され、広告メディアビジネスの進化に貢献する見込みだ。
出典：プレスリリース
