ハウスコム(東京都港区)は、LIFULL(東京都千代田区)と不動産DXパートナーシップに関する基本協定を締結。DX化を加速する方針を明らかにした。賃貸仲介業を主業とする同社は、顧客からの要望に迅速かつ適切に対応するため、社内ルールのデジタル化に取り組んでいる。

今回の協定により、ハウスコムグループはLIFULLのChatGPTを活用した社内情報検索システムを導入。OpenAIの技術と組み合わせ、新たな検索システムの開発を目指す。これにより、業務効率化を図り、顧客サービスの向上を目指す。

ハウスコムの田村穂社長は「LIFULLとの協定により、AIとノウハウを活用し、業務効率を向上させたい」とコメント。一方、LIFULLの伊東祐司社長も「ハウスコムとの協定により、不動産業界のDX化を推進し、課題解決に取り組む」と述べた。

ハウスコムグループは、リアル拠点と不動産DXのシナジーを追求し、テクノロジーを活用したサービス強化に努めている。今後も、業界の働き方改革に先駆け、生産性向上に取り組む姿勢を示している。

出典:プレスリリース