HubSpot(東京都千代田区)は、企業の成長を支援するカスタマープラットフォームとして、顧客との接点を持つ部門に対して多くの製品アップデートを提供している。同社は「Spotlight」キャンペーンを通じて、これらのアップデートや開発方向性を年に2回発信する計画だ。製品担当エグゼクティブバイスプレジデントのアンディ・ピトル氏は、テクノロジーの進化と顧客の期待の変化に対応するため、適切なツールの提供がビジネス成長の鍵であると述べている。

新たにリニューアルされたService Hubには、HubSpot AIが搭載され、カスタマーサービス・サポートチームの生産性向上と顧客維持率の改善を目指す。ヘルプデスクワークスペースや高度なSLA、的確な割り当て機能、ワークフォース管理などが特徴だ。また、カスタマーサクセスワークスペースのベータ版提供や、顧客ヘルススコアの導入により、顧客維持を支援する機能も強化されている。

Content Hubのリニューアルでは、マーケティング担当者が複数チャネルにわたるコンテンツを効率的に作成、管理できるようになる。AIによるコンテンツ生成やコンテンツリミックス、ブランドボイスの定義などが可能で、ポッドキャストや記事ナレーションの生成もサポートする。さらに、Commerce HubではStripeとの提携により、オンライン決済プロセスの統合が実現し、顧客にシームレスな購買体験を提供する。

HubSpotは、これらの製品リリースとカスタマープラットフォーム全体にわたる100以上のアップデートを通じて、顧客企業のビジネス革新を支援していく。詳細は公式ウェブサイトの「Spotlight」ページで確認できる。

出典:プレスリリース