IBMとマスターズトーナメントは、今年の大会でゴルフ愛好家のデジタル体験を充実させるマスターズ アプリとMasters.comの新機能を発表した。このアップデートには、コースの各ホールについて詳細なデータ指向の分析を提供するAI駆動のホールインサイトが含まれている。さらに、IBMはAIナレーション機能を拡張し、スペイン語オプションを導入して、より幅広い視聴者に対応している。

IBMコンサルティングとマスターズデジタル チームのコラボレーションは、より没入感がありカスタマイズされた視聴体験を提供することを目指している。ホールインサイト機能は、自然言語処理と構造化データを統合し、ホールのパフォーマンスに関する包括的な要約、予測、および履歴インサイトを提供する。これは、マスターズのデジタル プラットフォームでライブのショットごとの分析に直接アクセスできる初めての機会だ。

昨年英語で初めて導入されたIBMのAIナレーションは、スペイン語でも利用でき、オンデマンドのハイライトビデオに音声とクローズド キャプションの解説を提供する。このバイリンガルナレーション機能により、ファンはトーナメントを観戦しながら、英語とスペイン語の音声または字幕を切り替えることができる。この機能の背後にあるAIモデルは、スペイン語でのネイティブレベルの理解とコミュニケーションのためにトレーニングされており、スペイン語を話すファンに本物の体験を保証する。

4月11日から14日までオーガスタナショナル ゴルフクラブで開催される第88回マスターズトーナメントでは、これらのデジタル イノベーションが披露される。ファンは、Masters.comにアクセスするか、モバイルデバイスにマスターズ アプリをダウンロードすることで、新機能を体験できる。IBMは、マスターズのデジタル進化をサポートし続けている。このパートナーシップは20年以上にわたっており、ファンの体験を向上させる高度なテクノロジーを継続的に導入している。

出典:プレスリリース