日本IBM(東京)は、「DSP生成AI拡張機能」を開発し、金融機関が生成AIを導入しやすくなると発表。この機能により、業務の効率化やリスク対応が可能になる。サービスは2024年5月末から提供開始予定。

生成AIの導入は金融業界での生産性向上に寄与するが、導入障壁も存在する。日本IBMは、安全で統制された環境での利用を可能にする「DSP生成AI拡張機能」を構築。金融業務アプリケーション群や管理ゲートウェイ、セキュアなクラウド環境を提供。

「DSP生成AI拡張機能」は、Azure、AWS、IBM Cloudでの稼働が可能。金融APIとの連携によりコストパフォーマンスの向上も図る。IBM Consulting金融サービス事業部が開発し、ビジネス効果からインフラまで全方位的な価値を提供。

日本IBMは、watsonx.aiやwatsonx.governanceを組み込むことで、生成AIの責任ある利用を支援。顧客がAIを活用し新たな価値を創造する共創を進める方針。

出典:プレスリリース