IBM は、企業が生成型 AI を統合して生産性を高め、ビジネスを成功に導くための支援を目的とした新しいサービス、IBM Copilot Runway を発表しました。IBM コンサルティングの一部であるこの取り組みは、Microsoft 365 のサポートを含む、企業が AI コパイロットを作成、カスタマイズ、管理するためのカスタマイズされたソリューションを提供します。IBM コンサルティング内の専門チームは、Microsoft コパイロットのスキルと専門知識を備えており、クライアントの AI 導入の旅をガイドします。

同社は、顧客およびフィールド サービス、従業員エクスペリエンス、調達および財務などの優先ユース ケースに注力しているほか、特定の業界にも対応しています。IBM のカスタム コパイロットは、プロセスを合理化し、洞察を提供するように設計されています。契約分析用の調達および財務契約コパイロット、セルフサービスおよび AI 検索用の顧客サービスおよびフィールド サービス コパイロット、エンゲージメントを高める従業員エクスペリエンス コパイロットなどがその例です。

IBM と Microsoft のコラボレーションは、クレジットカード アプリ内での顧客とのやり取りを強化する Virgin Money の仮想アシスタント Redi の開発で実証されているように、すでに成功した AI ソリューションを生み出しています。 IBM コンサルティングは、イノベーション センターやエクスペリエンス ゾーン (インドのバンガロールなど) を通じて、Microsoft Copilot の専門知識を世界的に拡大しています。これらのゾーンでは、クライアントが AI を活用したソリューションを共同で作成できます。ルーマニア、英国、米国にも追加のゾーンが開設される予定です。

IBM と Microsoft のパートナーシップは拡大し続けており、IBM は Neudesic や Bluetab などの企業の買収を含め、専門家チームと能力に投資しています。IBM コンサルティングの実務者は、IBM と Microsoft などのパートナーのさまざまな AI ソフトウェア テクノロジーとモデルを活用し、特定のタスクに合わせてさまざまなモデルを最適化して、パフォーマンスと効率を向上させています。

出典:プレスリリース