Infermedicaは、医療指導プラットフォームを日本語、タイ語、繁体字中国語を含めて拡大し、サポート言語の合計を24言語に強化すると発表した。この動きは、東アジアでの医療アクセスを改善し、アリアンツケアのようなパートナーが言語の壁を克服できるよう支援することを目的としている。米国では、英語能力に限界がある人のうち3分の2が医療を受ける際、言語の問題が障害となっていることが知られているという。

同社の症状チェッカーSymptomateは、既に世界中で1,500万人を超えるユーザーを支援している。新しい言語の追加により、ネイティブスピーカーのニーズに応え、海外駐在員や旅行者が使い慣れた言語で医療指導を受けるのに役立つ。Infermedicaは、翻訳の過程で医師と言語学者を雇用することで、翻訳における医療用語の正確性を保証する。

Infermedicaのプラットフォームには、ある言語でインタビューを実施し、その結果を他の利用可能な言語に翻訳する機能も備えており、患者とのコミュニケーションを改善することで医療提供者や翻訳者に利益をもたらす。同社は、中核となる英語コンテンツの言語を簡素化し、より理解しやすくすることに注力している。これは、効果的な翻訳には不可欠だという。

世界的な医療アクセシビリティーの課題に対処するために、Infermedicaのプラットフォームは、即時の医療指導のためのタイムリーなソリューションを提供する。2030年までに50億人が基本的な医療を受けられなくなる可能性があり、現在プライマリケアの予約が遅れていることから、Infermedicaのツールは軽度の健康問題の重症化を防ぎ、医療格差を埋める役割を担っているとのことだ。

出典:プレスリリース