インフォマート(東京都港区)は、業務用食品・食材の商談プラットフォーム「BtoBプラットフォーム商談」で、OpenAI社の「ChatGPT」を活用した新機能「AIに相談」を提供開始した。これにより、売り手企業は商品紹介文やメルマガ本文の作成、買い手企業は食品・食材探しにかかる手間や時間を削減できる。ユーザーの業務効率化や利便性向上、課題解決を後押しする。

「BtoBプラットフォーム商談」は、ウェブ上で食品・食材を売りたい企業と買いたい企業をマッチングし、効率的に理想の食品・食材や取引先を見つけるサービスだ。非対面のため、登録されている商品紹介文などが購入の判断材料になり、売上に大きく影響する。売り手企業は、商品購入を促すため、商品カタログでの紹介や買い手企業向けのメルマガ配信、TOPページへのキャンペーン告知などの記事投稿を実施している。しかし、これらの文章作成に手間と時間がかかることが売り手企業の課題となっていた。また、買い手企業からも「特徴や利用用途の情報が不十分な商品があり、購入する判断材料が少ない」といった声をいただいていた。これらの双方の課題を解決するため、昨今世界的に盛り上がりを見せている「ChatGPT」に注目し、「BtoBプラットフォーム商談」に生成AI技術を活用した「AIに相談」機能をリリースした。

売り手企業は、AIが簡潔・的確な文章を自動生成し、提案してくれるため、商品紹介文やキャッチコピーの作成にかかる時間を平均20分から10秒前後に短縮できる。さらに、文章のクオリティが向上することで、より商品の魅力を伝えることができ、売上増加につながる。一方、買い手企業は、レシピ検索の際に、食品・食材の特徴や利用用途をAIに聞くことができ、購入判断に必要な情報をスピーディーに入手できる。

インフォマートは、今後も「BtoBプラットフォーム商談」を通じて企業同士をマッチングさせることで、地方の食品・食材の普及や地方創生に貢献していくと共に、機能拡充によりユーザーのさらなる利便性向上を図っていく。

出典:プレスリリース