Dataiku(ニューヨーク)は、日本航空(東京)と野村総合研究所(東京)がAI/機械学習プラットフォーム「Dataiku」を導入したと発表。JALはこの導入により、顧客データの分析を強化し、個々のニーズに応じたサービス提供を目指す。

「Dataiku」は、データ準備や分析、予測モデルの開発などを行うソフトウェア基盤。JALはこれを活用し、分析手法を統一化。航空利用データと日常の接点データを組み合わせ、顧客に合わせたコンテンツを提供する。

今後、JALは「Dataiku」を用いて、個々の旅行実績や購買データに基づくパーソナライズされた提案を行う。例えば、新しい旅先の提案やJAL Mallでの商品紹介が挙げられる。NRIがシステム導入を支援し、JALのDX戦略の一環として、1to1マーケティングの実現を目指す。

Dataikuは2013年創業の企業で、Everyday AIを提供するプラットフォームを展開。600社以上の顧客と1000人以上の従業員を持ち、データとAIの活用を支援している。同社はForbes Global 2000に名を連ねる企業も顧客に持ち、業界での重要性を増している。

出典:プレスリリース