アイドマ・ホールディングス(東京都品川区)は、中小企業向けグループウェア「MEMBER-S」にOpenAI社の「GPT-4o」を導入したと発表。このアップデートにより、AIが提供する回答の質が向上し、ユーザーのコミュニケーションと業務効率がさらに改善される見込みだ。

「MEMBER-S」は、企業のコミュニケーションを支援し、業務を効率化するために設計されたツール。チャット機能では「@AI」と入力し質問をすると、AIが即座に回答を返す。新たに導入された「GPT-4o」は、以前のモデルよりも人間に近い回答を提供する。

2023年5月からは「MEMBER-S」を無償で提供開始。その結果、導入企業数は2023年4月末の600社から9月末には15,000社を超える成長を遂げた。アイドマ・ホールディングスは、これを通じて企業のデジタル化とAI活用を支援し、業務効率化に貢献していく方針だ。

同社は、人手不足の解消やリモートワーカーの活用を目指し、「MEMBER-S」を開発。タスク管理や勤怠管理、電子契約機能など多様な機能を備え、フリーアドレスやリモートワークにも対応している。これにより、多様なワークスタイルに適応する企業のニーズに応えている。

出典:プレスリリース