ヨコオは、国内外の顧客との円滑なコミュニケーションを目指し、新たな取り組みを進めている。同社は国内6社、海外16社のネットワークを持ち、海外での販売・生産比率が高いことから、多様な言語や文書作成のニーズに応える必要がある。

新サービス「Copilot for Microsoft 365」を導入し、生成AIを活用することで、言語や国籍を問わず、効率的な文章生成を実現する。ユーザーは「Copilot」に指示を出すだけで、適切なアウトプットが得られるようになる。

ヨコオは以前からAIを生産工程やアンテナ設計に利用しており、ChatGPTのガイドラインを設けて積極的に活用してきた。2023年4月には、生成AIの社内コミュニティーを立ち上げ、従業員の約3割が参加し、AIリテラシーの向上に努めている。

今後、ヨコオは「Copilot for Microsoft 365」を活用し、業務効率化や創造性の向上を図る。これにより、顧客やパートナー企業への迅速かつ柔軟な対応を可能にし、顧客満足度の向上と企業価値の高まりを目指す。

出典:プレスリリース