インヴァランス(東京都渋谷区)は、今年12月から東京都品川区で入居が始まる投資用マンション「CREVISTA品川西大井Ⅲ」に、Amazon(アンディ・ジャシーCEO)が提供する「Alexa Smart Properties」を導入すると発表した。Alexa Smart Propertiesは、パーソナルAIアシスタントのAlexaをビジネス向けに提供するサービスで、一般向け賃貸用マンションへの導入は日本初となる。スマートホーム導入済み物件の多くは、「専用スマートフォンアプリのインストール」と「ユーザー認証(登録)」を必要としていたが、Alexa Smart Propertiesの導入により、これらの過程が不要となり、入居者はよりスムーズにスマートホーム機器の使用を開始できるとのこと。

インヴァランスは、今後、CREVISTA品川西大井Ⅲでの導入結果を検証し、自社が開発する他の物件での展開も検討するとしている。これにより、入居者の満足度や利便性を向上させるスマートホームの普及を促進するとのことだ。また、物件内覧時にもAlexa Smart Propertiesを活用し、管理・仲介会社とのコミュニケーションを効率化するという。

インヴァランスが開発するマンションには、大東建託と資本業務提携を結ぶアクセルラボ(東京都新宿区)が提供するスマートホームサービス「SpaceCore」が導入されている。今回、Alexa Smart Propertiesを採用した「CREVISTA品川西大井Ⅲ」には、従来のスマートホームサービスに加え、Alexaを搭載したスマートディスプレーの「Echo Show 15」が各部屋に設置されており、入居者はAlexaを通じてスマートホーム製品を音声で操作できるという。

出典:プレスリリース