ナレッジコミュニケーション（千葉県市川市）は、企業の安全な生成AI活用を支援するため、独自のAzure OpenAI Serviceリファレンスアーキテクチャーとして社内文書の要約ツールを公開した。また、Azure OpenAI Serviceリファレンスアーキテクチャー賛同パートナープログラムでAdvanced Partnerに認定されたと発表した。ナレッジコミュニケーションは、企業が大規模な生成AIモデルをビジネスに組み込み、大きな成果を生み出す支援を行うために、日本マイクロソフトが推奨する「Azure OpenAI Serviceリファレンスアーキテクチャー賛同パートナープログラム」に参加しているとのこと。
ナレッジコミュニケーションは、2016年よりクラウドAIを用いたデータ活用の支援及びコンサルティングサービスを提供している。2021年からOpenAIの技術調査、検証の取り組みを開始し、2023年3月よりAzure OpenAI Serviceの導入支援サービスを提供開始した。お客様がAzure OpenAI Serviceの高度な言語AIを安全かつ全社的に利用できるように、活用を支援するソリューションになる。グローバル規模のお客様の文書要約にAzure OpenAI Serviceを活用することで、Microsoft Azureに高いセキュリティーレベルの環境下で部門間コラボレーションを実現し、社内DX推進の契機につなげていく活動をしているとのこと。
また、ナレッジコミュニケーションは、Azure OpenAI ServiceとChatGPTを活用したエンタープライズ企業へのDX推進支援サービス「Azure OpenAI Service用アクセラレータパック」のユースケースとして、Microsoft WordとPDFファイルの社内文書の要約ツールを公開した。このツールを使用することで、WordとPDF形式の社内ドキュメントを要約し、効率的にインプットすることが可能となる。ドキュメントを要約し、重要なキーワードを抽出することで、短時間で情報を把握し、迅速な意思決定が可能になるとのことだ。
出典：プレスリリース
