LastResort(東京都港区)は、各社員にAIアシスタントを配する「ChatGPTカスタマイズサービス」を4月2日に開始する。このサービスは、社内情報の活用を強化し、文書作成や情報収集を効率化することを目指す。

企業が直面する情報共有の課題に対応するため、「ChatGPTカスタマイズサービス」は、顧客の社内データを学習したAIを用いる。これにより、紙ベースの書類検索や専門用語のインターネット検索の手間を省き、迅速な情報アクセスを実現する。

AIアシスタントは業種や職種に応じた多様な用途で利用可能だ。例えば、建設業では過去の案件情報を基に文書を自動生成し、製造業では品質管理データの分析を行う。小売業や専門職種でも、それぞれのニーズに合わせたサポートが提供される。

さらに、AIが生成する情報の信頼性を高めるため、参照した学習データの原文も提供し、ハルシネーションリスクを抑制する。学習データのクリーニングにより、情報の精度が向上し、より正確なサポートが期待できる。詳細はLastResortのウェブサイトで確認できる。

出典:プレスリリース