リデル(東京都)は、生成AIを活用したビジネス変革「AIX」の推進に注力している。同社は「生成AI人材」の育成を重視し、内発的なAI活用で業務効率化を超える変革を目指す。特に「ChatGPT」などの大規模言語モデル(LLM)の導入が注目されている。

同社は生成AIカスタマイズサービス「KAL」を提供。顧客対応AIやFAQ自動更新、セールス支援などの業務改善を行い、企業のコミュニティーデータを学習させる。OpenAIやAmazon Bedrockなどの基盤モデルを活用し、安全なデータ連携と開発環境を構築する。

パンハウス(東京都)は、生成AIとLLMの研修プログラムを実施。東京大学松尾研と連携し、AI教育に数千人の未経験者を対象にした実践的なカリキュラムを提供する。助成金を活用し、低コストでの研修実施を可能にしている。

リデルとパンハウスは協業を発表。リデルの福田晃一CEOは、個々人に向き合う「パーソナル・ドリブン・マーケティング」の重要性を強調。パンハウスの岡本弘野社長は、AI人材育成プログラムの相乗効果を期待している。両社はAI技術の普及とDX推進に貢献する方針だ。

出典:プレスリリース