LTIMindtree(紐澤西州沃倫和印度孟買)は、GenAIを活用した自主採購プラットフォーム「Navisource.AI」を発表した。このプラットフォームは、AIによる価格設定と交渉エンジンを駆使し、採購コストを10%-15%削減することを目指す。

「Navisource.AI」は、申請からリスク管理に至るまでのプロセスを簡素化し、Canvas.AI、大規模言語モデル(LLM)、モデルカタログとの統合を通じて、企業のワークフローを強化する。AribaやSAP S/4HANAとの互換性も備え、包括的なナビゲーションと意思決定支援を提供する。

同社のVineet Moroney副總裁は、「GenAIは機能の再構築、新しい働き方の創出、スマートオートメーションの3つの側面から変革を推進する」と述べた。また、「AIの信頼性と信用が向上するにつれ、AI駆動の自律的ビジネスプロセスが調和されることを期待している」とも。Navisource.AIは間接採購プロセスを簡素化し、予測可能性を高め、戦略的な取り組みに集中できるようにする。

採購チームは「Navisource.AI」を使用して市場調査や価格情報の提供、提案を行い、コスト効率の向上を図る。GenAI支援の分析エンジンは、ニーズを理解し、最適な採購戦略を策定する。また、人の介入を排除し、サプライヤー、採購部門、リクエスター間の協力を強化する。

出典:プレスリリース