Microsoft(アメリカ)のクラウドストレージサービス「OneDrive」が、企業の資料やドキュメント情報を活用するため、Crewとの連携を開始した。この連携により、CrewはOneDrive内の情報を参照し、チームの質問に対してより適切な回答を提供することが可能になる。

Crewは、生成型AI「ChatGPT」を利用する際のセキュリティ対策を強化している。個人情報の検知や非表示、従業員の権限設定、ログ監視などの機能を備え、企業がChatGPTを安全に使用できる環境を提供する。さらに、NGワードのフィルタリングにより、企業独自の秘密情報の保護も可能だ。

利用者は企業メールアドレスで簡単にCrewに登録でき、管理者は詳細な権限設定を行うことができる。チャット内容は共有されるため、システムに詳しくない人も参照可能だ。ChatGPTにはない、書類を元にした会話機能もあり、社内文書をアップロードして回答を得ることができる。

Microsoft OneDriveを利用している顧客は、Crewとの連携を先行予約することができる。予約希望者は指定のURLから申し込みが可能だ。詳細はCrewの公式ホームページにて確認できる。

出典:プレスリリース