モンスターラボ(東京都渋谷区)は、生成AIを用いたレガシーシステムの刷新サービス「CodeRebuild AI」をバージョンアップし、単体テストプロセスにも対応した。これにより、工数削減とコード品質の均一化を一層進めることができる。

「CodeRebuild AI」は、生成AIを駆使して旧式コードを解読し、最適化された設計へと変換後、新コードを生成する。このアプローチにより、コード変換を迅速かつ正確に行える。

新たに加わった単体テストケース作成と単体テストコード作成のプロセスは、生成AIの活用により、手作業に比べて迅速なテスト実施が可能となり、品質保証にも寄与する。また、「シフトレフト」アプローチにより、問題を早期に発見・修正し、工数削減と品質向上を図る。

モンスターラボの平田大祐常務執行役員は、レガシーシステムのモダナイゼーションが多くの企業にとって急務であると指摘。生成AIを活用した「CodeRebuild AI」の開発により、効率的なモダナイゼーションを支援していると述べた。同社は今後も「CodeRebuild AI」のバージョンアップを進め、R&Dを継続するとしている。サービスに関する問い合わせは、モンスターラボのウェブサイトから可能だ。

出典:プレスリリース