Nishikaは、クラウドを使用せずにセキュアなAI文字起こしソフトウェア「SecureMemo」を提供している。全ての処理をオフラインで実行できるこのソフトウェアは、警察や医療機関、学術機関、民間企業のIR部門などで導入されている。

同社は、オンプレミスでの運用以外にも、SecureMemoの高性能を生かしたクラウド版のニーズが高まっていることに応え、「SecureMemoCloud」のリリースを発表した。この新サービスは、SecureMemoと同等以上の性能を持つ音声認識AIと、ChatGPTを活用した会議録特化型AI要約機能を搭載している。

先行して公開されたトライアル版に続き、法人向けにデータ共有機能を備えた「β版」がリニューアルされた。SecureMemoCloudの詳細は公式サイト「https://securememo-cloud.com/」で確認できる。

Nishikaは、SecureMemoCloudのコア機能を無償で試すことができる。これには、音声認識機能(Whisper活用)、話者特定機能(独自開発)、会議録要約機能(ChatGPT活用)が含まれる。正式版リリースに向けて、会議音声に特化した音声認識AIの精度向上、発話内容編集、ウェブ会議連携(Zoom, Teams, Google Meet)、リアルタイム音声認識などのアップデートも予定されている。

出典:プレスリリース