NTT西日本(大阪市)と米原市は、NTTスマートコネクトが提供する生成AIサービスの「ナレッジ検索技術」を用いた実証実験を開始する。この技術を活用し、業務プロセスの効率化と情報アクセスの迅速化、正確性の向上を目指す。

実証実験では、米原市の庁内ドキュメントから必要な情報を検索し、新たなテキストを生成する。職員はこの技術を使って、迅速かつ正確に情報を取得できるようになることが期待される。実験期間は2024年6月1日から8月31日まで。

米原市は庁内ドキュメントを提供し、実験の対象業務を選定。NTT西日本は技術支援と実験の運営を担当し、NTTスマートコネクトは生成AIサービスの提供と技術基盤の支援を行う。

このプロジェクトを通じて、ナレッジ検索技術の効果を評価し、業務プロセスの改善につなげる。また、米原市の業務効率化とDX推進を進め、他の自治体や組織への応用も目指す。技術改善とフィードバックを反映し、システムの最適化を継続する。

ソース:NTT News Release