Oracle(カリフォルニア州レッドウッドショアズ)は、「Oracle Cloud Infrastructure (OCI) Generative AI」サービスの開始を発表。このサービスはCohereとMeta Llama 2の言語モデルを統合し、多言語対応やGPUクラスタ管理の改善を特徴とする。利用者は「Oracle Cloud」や「OCI Dedicated Region」を通じて、オンプレミスでも利用可能。

Greg Public 氏は、AI技術をアプリケーションやデータベースに統合し、企業のビジネスユースケース解決に注力していると述べる。オラクルは、生成AIを活用しやすい形で提供し、顧客が問題を迅速に解決できるよう支援する。

CohereとMeta Llama 2のモデルはAPIを通じて利用可能で、検索拡張生成(RAG)技術によりカスタマイズが可能。また、「OCI Generative AI Agents」サービスは、LLMと「OCI OpenSearch」を組み合わせ、文脈に応じた検索結果を提供する。

今後のリリースでは、「Oracle Database 23c」や「MySQL HeatWave」などのデータベース機能へのアクセスが拡大される予定。Oracle は、ERPやHCMなどのアプリケーションに生成AIを組み込み、顧客が新しいビジネスソリューションを創出できるよう支援する。

出典:プレスリリース