カリフォルニア州サンノゼ – NVIDIA GTCイベントで、Outerboundsは、選ばれた顧客グループが、NVIDIAエコシステムのさまざまな大手クラウドサービス プロバイダーを通じてNVIDIA DGXクラウドにアクセスできるようになったと発表した。このコラボレーションにより、これまでクラウドベースのアクセラレーションコンピューティングの高コストや可用性の制限によって制約を受けていた企業が、自信を持って機械学習(ML)や人工知能(AI)の実験や運用ワークロードを拡張できる機会が開かれる。

OutboundsとNVIDIA DGX Cloudの統合により、ユーザーはサーバーレスAPIを使用してGPU上でAIタスクを簡単に展開および管理できるようになる。この機能強化は、プロトタイプの開発と新しいMLおよびAIモデルの作成の両方のセキュリティー、スケーラビリティー、信頼性を向上させるように設計されている。Metaflowのユーザーフレンドリーな設計を活用することで、開発者とデータサイエンティストは最小限のコーディングでこの新機能を利用でき、実験と本番環境への展開を加速できる一方、エンジニアリング チームは過去に問題となっていた容量の問題を回避できる。

NVIDIA DGX Cloudは、事前トレーニングから推論まで、開発者のワークフローと生産性を向上させる高速コンピューティングインフラストラクチャー、ツール、ソフトウェアを備えた包括的なAI開発環境を提供する。サーバーレスAPIはAIワークロードの導入と管理を容易にし、エンタープライズグレードのセキュリティーと信頼性を保証する。

Outboundsは、DGX Cloudのパワーを活用して、企業が堅牢な現実世界のMLおよびAIシステムを構築できるようにする。これには、広範なコンピューティングリソースへのアクセス、安全なデータ管理、高度なワークロード オーケストレーション、シームレスなシステム統合、全ての実験と実稼働タスクの効率的な追跡が含まれる。このプラットフォームは、セキュリティー、コンプライアンス、費用対効果を維持しながら生産性を向上させる開発環境を提供することを目的としている。選ばれた顧客は、NVIDIA DGX Cloudへのプライベートベータ アクセスを申請するよう招待される。詳細については、Outerboundsのウェブサイトで入手できる。

出典:プレスリリース