ピクスタ(東京都渋谷区)は、写真・イラスト素材のマーケットプレース「PIXTA」で、OpenAI APIを活用した「PIXTA検索アシスタント」を開始した。この機能は、具体的な検索キーワードが思いつかないユーザーのために、会話形式で画像素材を提案する。

同社によると、新機能はユーザーのニーズを理解し、イメージの具体化を助ける。リリース時点で最大3パターンの画像を提案し、画像検索にかかる時間を大幅に削減するという。例えば、「求人広告で挑戦的なイメージを使いたい」というリクエストに対して、適切な素材を見つける手助けをする。

「PIXTA検索アシスタント」は、OpenAIのAssistants API(モデル:GPT4)を使用し、ユーザーのリクエストに基づいてキーワードを生成、PIXTA内で画像を検索する。今後は、ユーザーの検索データを組み込み、検索精度の向上やレスポンスの高速化を目指す。

ピクスタは、AI技術の進化を背景に、ユーザーの抽象的なイメージにインスピレーションを与える新しい検索体験を提供することを目指している。今後も「PIXTA検索アシスタント」の改善を続け、ユーザーの制作活動を支援する方針だ。

出典:プレスリリース