Prime Focus Technologies (PFT)は、きたるNAB Showで、メディアおよびエンターテイメント(M&E)業界向けの最新のAIを活用したソリューションを展示する予定だ。同社のブースであるW1921は、人工知能がどのようにコンテンツ管理、作成、マーケティング、配信を強化し、最終的に企業の収益増加につながるかをデモンストレーションするためのハブとなる。

PFTの創設者兼グローバルCEOであるラムキ・サンカラナラヤナン氏は、同社のAIファースト戦略がM&E部門に変革的な影響を与えることを強調した。同社の主力製品であるCLEAR® とそのメディアサービスは、過去6年間にわたる戦略的なAI投資によって大幅に強化された。CLEAR® AIは、小規模モデル、大規模言語モデル(LLM)、マルチモーダル生成AIなど、特にM&E業界向けに調整されたさまざまなAIモデルを統合する。このイノベーションは、顧客のビジネスのあらゆる側面を最適化し、収益化を推進することを目的としている。

PFTのCLEAR® プラットフォームは、ビデオセグメントを識別するためのAIセグメンテーション、コンテンツを強化するためのAIMetadata、AI主導の検索および整理ツールなど、さまざまなAI主導の機能を提供する。これらの機能により、コンテンツの管理と配布のプロセスが合理化され、効率的な組織化とコンプライアンスが確保される。さらに、CLEAR® Smart MAMにはアクティブなライブラリーを管理するAIが組み込まれており、CLEAR® Production CloudはAI支援のレビューと承認によってポストプロダクションをサポートする。

コンテンツのマーケティングと配信に関して、PFTは、迅速な市場参入とAIを活用した字幕、文字起こし、翻訳のためのAI Localizeなどのツールを提供している。新バージョンのCLEAR® Screenerは、直感的なインターフェイスで安全なビデオ共有を可能にする。AIソリューションを通じて収益化を強化するというPFTの取り組みは、そのAIモデル提供の継続的な革新と拡張に明らかであり、現在60モデルを超えている。同社は、業界の専門家をNAB Show 2024に招待し、コンテンツ関連業務の変革におけるAIの可能性を探求する。

出典:プレスリリース