楽天証券(東京都港区)は、NVIDIAが提供する「NVIDIA ACE」を採用し、デロイトトーマツの支援を受けて「投資相談AIアバター」を開発したと発表した。このサービスは、日本で初めての試みであり、2024年1月14日の「楽天証券新春講演会2024」で体験が可能になる。

「投資相談AIアバター」は、お客様の質問に対して、人間らしい反応を示しながら日本語で回答する。楽天証券は、このアバターを通じて、お客様が投資に関する疑問を解決できるようにする計画だ。新春講演会では、来場者に対して新しいAI体験を提供し、フィードバックを得ることを目指す。

楽天証券は、2023年7月19日から「投資AIアシスタント(β版+プラス)」を試験運用しており、業界で初めて生成AIを活用したサービスを提供している。また、同社は2023年8月にAI・データ&ヒューマンラボを新設し、証券ビジネスへの最先端技術の応用を進めている。

同社は、お客様のFinancial Well-Beingを支援するため、生成AIなどの技術を活用したサービスを拡大していく方針だ。これにより、投資や資産づくりに関する不安やハードルを軽減し、全てのお客様を支援することを目指している。

出典:プレスリリース