ROBON Co., Ltd.(東京都新宿区)は、税務に関する質問にAIが回答する「税務相談ロボット」のサービスを提供開始した。同サービスは、法人税や所得税などの税目について、国税庁の情報を基にした回答を生成する。利用者は、出典元とリンクが表示された回答を得られ、信頼性の高い情報収集が可能になる。

同社によると、このツールは税理士の業務効率化に寄与し、より高付加価値のコンサルティングに集中できるようになるという。また、税理士や職員の働きがいの向上にもつながり、事務所運営の安定化にも効果があると感じられている。

「税務相談ロボット」は、AIが生成する基本文章を出発点として、税理士がクライアントの実情に即した回答を考える手助けをする。さらに、税理士に新たな気付きや発想のきっかけを与える周辺情報も提供する。これにより、税理士の自律的思考が促され、働きがい改革にも寄与するとされる。

サービスは2024年1月9日から提供開始され、月額1万円で50回の質問が可能。利用者はサービスサイトでユーザー登録を行うことで利用を開始できる。また、サービス購入者には特典として「申告ロボット」が無償提供される。詳細はサービスサイトURL「https://zeimu.sodan.ai」で確認できる。

出典:プレスリリース