Robot Consulting(東京都港区)は、10月25日にデジタル庁から発表された法律事務のデジタル化を受けて、メタバースでの法律相談が可能な「ロボット弁護士」の試作段階の映像を公開した。将来的には、APIを通じてさまざまなメタバースのプラットフォームに接続可能なモデルになるとのことだ。

メタバースは多くのユーザーを集めているが、その法律は依然として不明確で、ユーザーの急増に伴うトラブルも増加している。また、多くの人々がこの新しい領域での法的問題に対処するための適切な相談窓口を持っていないという。

Robot Consultingは、AIを活用した法律相談の自動化開発が進んでいる中、メタバース空間を想起させるUIや、LLM(大規模言語モデル)の技術を採用し、高度なAIの返答を可能にする。これにより、ネット検索する感覚で気軽にメタバース上の法律について相談することが可能になるという。

さらに、世界各国の法律をデータ学習させ、世界中の法律相談を自動化し、AIで返答させる開発も進めている。そして今回、「ロボット弁護士」のサービスの魅力をより多くの人々に理解し、法律相談をもっと身近に感じる社会の実現に貢献するため、試作段階の映像を公開したと述べた。

出典:プレスリリース