IDCフロンティア(東京)は、三井物産、三井情報、ゼウレカが手掛ける「Tokyo-1プロジェクト」の環境として、同社のデータセンターを利用する「高負荷ハウジングサービス」が選ばれたことを発表。このサービスがどのように選定されたかの事例を公開した。

三井物産は、ヘルスケア産業における新事業を推進するため、AIスーパーコンピュータやDXソリューションを提供する「Tokyo-1」を立ち上げ。2024年2月からの運用開始を目指し、ゼウレカが創薬AIサービスプロバイダとして、三井情報がプラットフォームの設計や運用を担当している。

「Tokyo-1」のAI基盤は「NVIDIA H100 Tensor コア GPU」を搭載した「NVIDIA DGX H100」を中心に構築されており、高い電力と冷却能力が求められる。これらの要件を満たすデータセンターとして、IDCフロンティアのサービスが採用された。

三井情報は「高負荷ハウジングサービス」を選んだ理由として、複数の「NVIDIA DGX H100」を設置できる高電力供給と冷却能力、連続したラック区画の確保、そして「オンサイト運用アウトソーシングサービス」による柔軟な運用支援を挙げている。「Tokyo-1」の詳細と「高負荷ハウジングサービス」に関する情報は、IDCフロンティアのウェブサイトで確認できる。

出典:プレスリリース