SHIBUYA109 lab.(東京都渋谷区)は、Z世代のキャリア観に関する意識調査を実施。15~24歳を対象に、WEB調査とインタビューを通じてデータを収集した。調査結果によると、約8割の若者が「市場価値をあげる」働き方を望んでおり、「自分のペースで成長したい」という意向も強いことが明らかになった。

また、Z世代の約9割がワークライフバランスを重視しており、企業選びでは「アットホーム」や「良い面しか言わない」企業に対して否定的な意見が目立つ。SNSを通じた福利厚生の情報収集にも積極的で、穏やかでゆったりした職場環境を好む傾向がある。

「マネージメントに興味あり」と答えたZ世代は約半数に上り、新卒での希望職種は「営業」が最も多く、将来的には「企画・マーケティング」への関心が高い。入社後のキャリアについても、自分のペースで成長し、周囲からの承認を重視する姿勢が見受けられる。

SHIBUYA109 lab.所長は、若者のキャリア観について「バリバリ」や「ゆるい」の認識のすり合わせが必要と指摘。人手不足解消には、職場での若者の成長支援体制のアップデートが急務であると述べている。また、採用活動における魅力やメッセージの設計の重要性を強調している。詳細なデータはSHIBUYA109 lab.のホームページで公開されている。

出典:プレスリリース